2005年03月27日

バンジージャンプする

本当に最近の韓流ブームは凄い。私の知っている限りの映画館やシネコンでは、かなりの所で「韓流フェスタ」とか「韓流ムービーツアー」とかやっている。

この映画は韓国四天王の一人、イ・ビョンホン主演の作品。作品自体は2001年作品と少し古いが、彼が主演と言うのと先日、韓国ではこれからの期待の女優のイ・ウンジュの共演作品。しかもこの彼女はこれからと言う時に自殺という非常残念な訃報が流れた。と言う事で公開になったのだろうと思う。何しろ、イ・ビョンホンはこれから「甘い人生」という映画の公開が待っているので…。

見た所、とても「愛の純粋さ」を少し、有得ないシチュエーションだが描いている。こんなに純粋で切ない愛の描き方は、韓流独特の得意な手法と言えるかも知れない。
私なりにこの映画を端的に表現するならば「韓流的『いま、会いにゆきます』輪廻転生編」とでも名付けたい所かな。自分の愛情の深さは時代を人の生まれを超えてそれを証明すると言うところか?
座席はかなりの観客が入っていた。韓流なので一般に漏れずこの映画も女性客が多い。

ストーリーは二つの時代に跨って描かれている。
1980年代インウ(イ・ビョンホン)は大学生。ある雨の日、突然自分の傘の中に入ってきた女性テヒ(イ・ウンジュ)に一目ぼれ。それ以来、彼の生活、彼の脳裏からは彼女の存在が消えない。色々と友人達にも相談を持ちかけどうしたら彼女の関心を惹き続ける事が出来るかが彼の毎日の課題。自分の大学の授業もそっちのけで彼女の授業に忍び込んだり、また、吸えないタバコも彼女が「かっこ良く吸う人が好き」と言えば練習してまで彼女の関心を惹き続けようとする。
ある日二人は、山の絶壁に行く。そこで彼女は「ニュージーランドには絶壁から飛び込む人がいる」とパンジージャンプの事をインウに語る。しかし、彼には何の事やらわからない。ここからはしばらく二人の甘い付き合いの状況が続く。ラジオのDJでの告白。彼女から彼へのライターのプレゼント。などなど。
ある日のデートで、その日はやはり雨の日だったが、彼女は激怒。二人は別れる。が、彼女はその場で彼がまた来るのを待ち続ける。そして、彼はその期待に答えるが如くに彼女の元に現れる。そして、「君と寝たい」と言い、日本で言うブティック・ホテル韓国版の様な所に行く。なかなか踏み切れない二人。しかし、時間と共に打ち解けていく。こんな感じで二人の愛情はますます強くなっていく。
ある日、インウが兵役に出発する日だった。駅で待っていてと言われ、彼はずっと待っていた。しかし、テヒはいつまでたっても現れなかった。二人の愛はここで唐突に終わった。
ように見えたというのが正解かもしれない。というのは、彼はどんなに時間が経っても、環境が変わっても、テヒが戻ってくるのを待ち続けていたのだ。ずっと…。

2000年、インウは高校の国語の教師をしていた。彼は結婚し、子供までその時にいた。しかし、心の奥底ではテヒへの思いが燻っていたのいたのだろう。
ある日、インウは自分の担任クラスで挨拶をする。自分と生徒が今、現在、教室で一緒にいるのは因縁だと。そして、生徒から初恋の話を迫られたとき、彼は話始めた。テヒの事を。
「一目で恋に落ちた。雨の日に…」と話始めると、クラスのある生徒、ヒョンビンが一目惚れについて発言した。その発言にインウは触発された。その日から、インウはこの生徒が気になり始めた。この生徒の全ての行動、発言、持ち物などなど。それはインウにとってテヒを暗示させるものだった。「お前は誰だ」とインウは取り乱し、テヒとヒョンビンの事が忘れられなくなっていった。インウとヒョンビンの関係は学校中の噂となり、ホモだの同性愛者だの師弟関係を超えているだの、色々。そして、仕舞には、生徒にも愛想を付かされ授業までボイコットされる。
ヒョンビンはインウを責め、インウはテヒをヒョンビンから感じると泣き崩れ、自分を見失う。そして、インウは退職。ヒョンビンはかつてテヒがインウにプレゼントしたライターを持ち、それを見て考え込む。授業も自分自身の生活も今や無い。そして、ヒョンビンの心の中にテヒとしての記憶が…。ヒョンビンはテヒの生まれ代わりだったのだ。
インウは兵役に付く日の様に駅のホームのベンチで何を待つでも無く座っていた。そこへ全てを思い出したヒョンビンが現れる。インウは運命的な愛をここで感じた。
これから先は、ちょっと見た目では変だがテヒの心を持ったヒョンビンとインウがまたも愛の再燃となる。
ある日彼らは、ニュージーランドに行く決意をする。かつてテヒが言った様に「絶壁から飛び込む」事をする為に…。しかし、このときの二人は、普通のバンジージャンプの様なロープは無かった。

なんとも言えない運命の愛。輪廻転生してまでの愛。凄い力だ。二人の純愛は全てを超えていく。本当に切ない。特に、ヒョンビンとインウの関係はとても胸が詰まる物があった。
全てを思い出してからのヒョンビンとインウの関係。人間の「想い」は力強いと感じさせられた作品だ。

posted by diane at 22:15| Comment(3) | TrackBack(19) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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