2005年07月24日

メリンダとメリンダ

ウッディ・アレン関連の作品の公開がここの所続いている。先日は「さよなら、さよならハリウッド」だが、少し前に製作された作品。今回のは舞台はニューヨーク。劇作家仲間があるストーリーについて議論している。元は「人生は喜劇か悲劇か」であるけれど。

この映画のコンセプトと言うか作りが非常におもしろい。ある1つのストーリーについて喜劇化してみる場合と悲劇化してみる場合でいかにストーリーが変わるか。
元のストーリーは同じなのに、悲劇にするか喜劇にするかで全く話の流れが変わる。
おまけに、人間が幸福になれるかなれないのかも変わってくる。

この元のストーリーはメリンダという女性の話なのだが、環境や設定を入れ替えるだけで大まかな話のストーリーは変わらないのに結果が、結論に向かう方向が変わってしまう。

タイトルの「メリンダとメリンダ」はコメディメリンダの場合とトラジェデイメリンダの場合のストーリー展開。すなわち2人のメリンダの存在にある。

この映画を見て思ったのは人間が幸せになるか不幸せになるかの選択は全て本人にあると一般にいわれているが、それに自分の気の持ちようと言われてもいるが時には部分的には他人に決められてしまう部分もあるのではないかと言う事。
本人はそのつもりは全く無く、そんな事を望んでも居ないのに、周りが勝手にその人物にレッテルを張り、決め付けに掛かる場合、知らない間に人間は幸福にもなり、不幸にも些細な点でなりうるのだ。

他人の評価、しかも、勝手にイメージだけで付けられた評価は厳しいし受け入れがたい物がある。時には本人もかなり傷つく。

何気にこの映画を見て感じてしまった。

現在、この映画は「皇帝ペンギン」と同じく恵比寿ガーデンシネマで公開中。
posted by diane at 21:55| Comment(0) | TrackBack(8) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アイランド

「アイランド」
お待ちかね、ユアン・マグレガーとスカーレット・ヨハンソン共演の近未来アクションムービー。同時期に「スターウォーズ」でそしてこの映画でユアンが見れるのはユアンファンとしては興奮します。しかも先日、「猟人日記」見たばかり。家にはDVDで「ムーランルージュ」も「恋は邪魔者」がありますが。
今回は上記の2作と大きく違う所は共演女優が大物であり、彼自身の演技が霞んでいる訳ではないのですがその大物女優のおかげである程度、彼の演技も引き立っている部分。一方、今回は彼はリードしなければならない方ですね。スカーレット・ヨハンソンは最近、よく知られる様になりましたが、それも「真珠の耳飾りの少女」や
「ロスト・イン・トランスレーション」でようやく人気が出てきたという若手の女優。今度はユアンがリードしていかなければなりません。
もう1つ。いつもなら特に「スターウォーズシリーズ」「猟人日記」「恋は邪魔者」ではかなり訛りが目立ったのですが今回はクローンとしてアメリカ人の設定ですので訛りは目立ちませんでした。
何しろアクション凄いですね。次から次へと。最初の30分は水飲んだりお菓子食べたりしてましたけれど後半はそんなのは忘れてしまいました。
後は話の設定。極近未来なのですが、お金持ちには許されているのか?人間クローンの話は?
本当に病気治療とか、全人類に役立つのならいいけれど今回はその技術を食い物にしている。そこが許せない部分だ。
そういう話のプロットとアクションの魅力。両方合わさって私は結構満足しました。
ユアンも居るし。
posted by diane at 03:46| Comment(2) | TrackBack(23) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

皇帝ペンギン

「皇帝ペンギン」
フランスのドキュメンタリー映画です。あの「ディープ・ブルー」や「WATARIDORI」以上の作品と言う事と自然がテーマと言う事で興味を持っていました。本来は字幕版と吹替え版があるのですがうちの地域では吹替え版だけで。
ペンギンの1年て大変なんですね。鳥と言われながら飛ぶ事ができない。飛ぶ代わりに泳いで海から餌をとる。特に皇帝ペンギンは
南極にしか住んでいない弱い生き物。
しかし、この我慢強い生態は我々、人間にも考えさせられる事仕切りです。
文部科学省選定映画ですのでお子様にも良いかと思います。
この映画のタイトルをそのまま日本語にすると「皇帝ペンギンの行進」。ただし、フランス語ではそうでも英語は「journey」を使っていますから苦行とも言える行進ですね。
夏の間は海を自由に泳ぎ餌を撮り、楽しい生活をしていたペンギン達も夏が過ぎると陸地に集団になって上がり、かなり内陸の地にある繁殖地に一列になって大きな行列になっていくのです。
そして、ペアを作り繁殖。母親はお産の体力消耗のせいか、卵の世話を夫に預け海に一度帰る。等の事が映画では描かれています。
その間に色々なハプニングがあります。
印象的な場面は、あんなに凄いブリザードなのに寒いのに必死に耐える集団となって卵を必死に温め互いに助け合い生きていく父親の姿。
そして、雛が生まれ、始めは全身、顔を除いてグレーな体の子供達が親たちが次々と子離れをし、子供達になって自分達も生きていく為には親の様に海に行かなくてはと行こうとする時の体の色と大きさの変化。
自然てなんて雄大。
posted by diane at 03:45| Comment(6) | TrackBack(28) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おわらない物語〜アビバの場合

「おわらない物語〜アビバの場合」
これはなかなか大変な話でした。いい映画ですが少し回りくどい所があって理解に苦しむかも…。原題は「PALINDROMES(回文)」と言うのですが本来、回文は上から読んでも下から読んでも同じと言う意味なんですね。だから後半の方になるとだんだんわかってきたのですが出演者の名前がどんどん変わり、例えばBOBやOTTO、主人公の名前AVIVAもどちらから読んでも同じですね。
話のストーリーもそんな感じなんです。色々とアビバは問題行動をしていきます。まあ、それぞれエピソード形式になっているのですがアビバ役が8人居ます。同一人物を短期間で8人の人物がエピソード毎に変わるというのも面白い設定でした。話が展開すればアビバの配役どんどん変わりますが終わりはその逆の形の逆順で閉じていくんですね。なかなか、面白い発想です。ちょっとでは浮かばない形です
posted by diane at 03:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Dear フランキー

「DEAR フランキー」
これは随分期待していた作品です。
何しろ舞台が全部、スコットランドのグラスゴー。最近、スコットランドを舞台にした映画は多いです。
主役はジェラルド・バトラーです。とても心温まる作品でお客の要りも朝から賑わい。現在も渋谷のBUNKAMURAで上映中です。
ミニシアター系作品ですが、結論的に色々と作品の良さが伝わり色々な地方でやっているようです。「オペラ座の怪人」以来どんな活躍するか楽しみにしていましたが良かったですよ。でもこの人の役、主役でありながら役名がなくストレンジャーなんです。
耳の不自由な子を抱えた母親が前夫から逃げ続けていて、父さんは
船乗りで世界の海で航海していて帰港できないと言い続けて母親。
しかし、子供の父親に対する思慕の念は強く手紙を綴っていた。しかし、本当の父親がそんなことをするわけが無く母親の代筆。ある日友達と賭けをしてしまった子供。そして、いよいよ嘘も隠し通せなくなった母親。そこで代理の父親をジェラルド・バトラーに頼む事に…。
私は彼はセクシーとは思うけれどハンサムとはちょっと…。
この映画の話が来た時は彼は「トゥームレイダー2」は撮らなくてはならないし「タイムライン」もあるし「オペラ座の怪人」の為の練習で大変だったそうです。
この映画のスタッフや配役を見ていると先日見た「猟人日記」(ユアン・マグレガー主演)と共通した人が出ています。
昨年のカンヌ映画祭で絶賛された映画だそうです。ある意味、同じカンヌで絶賛された「誰も知らない」とは別な視点からの親子の関係を描いた心温まる映画ですね。「一日限りのパパ」でもあんなパパならいいなあ。

posted by diane at 03:42| Comment(11) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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