2005年07月26日

シャンハイ・ヌーン

2000年製作のアメリカ映画。ジャッキー・チェンが本格的にハリウッド進出を掛けて製作した「ラッシュ・アワー」に続く、ジャッキー・チェンのハリウッド作品の第二作目。
共演に最近何かと、出演作品が多くなってきたオーウェン・ウィルソン、「チャーリーズ・エンジェル」に出演していたルーシー・リューを共演にいつもの香港作品以上に豪華にアクションも内容も出来上がっている。もちろんアクションのみならず、コメデイ的要素もかなりあり、とても楽しめる内容となっている。共演のオーウェン・ウィルソンとはとても相性が良くそれが作品をより引き立たせているのだと思う。もともとオーウェン・ウィルソンは脚本等の仕事にも関わっていた時もあり、言葉についてはとても長けている。そのせいか、作品の中でも彼の台詞は時々、アウトローにしては洗練した言葉が使用されており、それが余り、英語が得意ではないジャッキー・チェンとの対比で面白くなっている。
この映画はジャッキー・チェン・プロダクションの全面協力の下、製作されており、彼は製作総指揮も兼ねている。また、映画の中のアクションシークエンスは殆ど彼のアイディアの元で成り立っており、特にカンフーなど殺陣の部分は彼がアクション監督を務めている。
この映画の出来が良かった為、続編「シャンハイ・ナイト」も製作された。これは前作ほど評判にはなっていないがそれなりに楽しむ事は出来る。
一昨年の「メダリオン」と言う作品で彼は50歳
を迎えた。「メダリオン」は生誕50周年記念作品となっている。
その後、「ラッシュ・アワー2」等の製作をした後、ジャッキー・チェンはハリウッド撤退を決めたらしく、ビバリーヒルズの豪邸の売却等で話題になった。その後、香港に戻り「香港国際警察」を作り、今年の1月、日本では公開になっている。

私個人の意見だが、ジャッキー・チェンも50歳を過ぎ、全て、体を張ってのノースタントカンフーアクションは難しくなってきたように感じる。以前の「スネーク・モンキー」や「ドランク・モンキー」の様なアクションは今後新作では見られないだろう。
この体力的な負担が映像で感じられたのはこの「シャンハイ・ヌーン」の続編の「シャンハイ・ナイト」から。彼自身によるアクションシークェンスは余り見られなくなり、どちらかと言うとセットやワイヤーアクション、CGによる合成等が増えた気がする。
また、「香港国際警察」ではカンフーアクションよりガンショットアクションが増えている感がある。まあ、ストーリーにも寄りますが。
だから、近年の彼のアクション映画としてはこの「シャンハイ・ヌーン」は非常に質が高い。彼のアクションの切れも良く、バランス良く作られ、ジャッキー・チェンの目指したコメデイ・アクションがハリウッドで成功した例の一つだ。また続編の「シャンハイ・ナイト」は少し気宇壮大気味でそれから見ると西部劇要素もマルチ・カルチュラルの要素、アクション、コメデイ、それにハリウッド映画らしさと満遍なくそろっていて非常に痛快なアクション・アドベンチャーとしてお勧めできる。
posted by diane at 02:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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第3回シネマエキスプレス「シャンハイ・ヌーン」
Excerpt:  主演はジャッキー・チェン。  舞台は1880年代のアメリカ、誘拐された中国の姫を救うため、 偶然知り合った中国人と盗賊がコンビを組み大活躍する。 ストーリーはべたです。ジャッキーの映画にストーリーに..
Weblog: KENISM
Tracked: 2005-08-18 06:16
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