2005年10月04日

今週末も見ましたよ。「ステルス」「セブンソード」「鳶がクルリと」「シン・シティ」「蝉しぐれ」「ふたりの5つの分かれ路」「メトロで恋して」

今週は、土日が通常出勤でなかなか見るのが辛いでした。しかし、月曜日も踏み倒して見ました。結構、見るのは大変ですね。
英語の課題もあったし…。勉強はちゃんとせねば…。しかし、先週はとても忙しく、週末は毎晩、二時間程寝れれば良い方で。不眠症のせいではありません。本当になんか忙しかったんです。
今週は英語の作品が余りありません。フランス語が二つ、日本語が二つ、中国語(中では韓国語のシーンがかなりあり)、英語が二つと言う感じです。


「蝉しぐれ」
これはとてもしっとりとした邦画でした。結ばれるのかなと思われる二人。しかし、最期はまで結局、二人は縁がなかったんですね。何やかんやと二人の間にあって、なかなか難しい関係にあった二人。最後近くの所での二人の最期の逢瀬がなかなか切ない物でした。
この作品は「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」の原作者の藤沢周平の物をベースとした作品。その成果、とてもストーリーが重厚で、また、しっとりと心に染み入るように出来ていて
良かったでした。市川染五郎いいなあ。 あーゆー人が私にいれば最高。カッコイイ。

「ステルス」
夏にニューヨークに行った時、大宣伝をしていた作品で、おもしろそうだなと思い、見に行きました。別に来週でもいいのですが。先行上映で。ファーストデイだから安いし。結局、ニューヨークでは見なかったものの興味は尽きず、行ったのですが…。
予想より余り面白いとは感じませんでした。私が変なのかなあ。最初を見ていたら、なんかストーリーが予測出来てしまって。
ただ、興味を引いたのは人口知能による無人機で、しかも、その人工知能はかなり高度。どんどん成長し、仕舞いには人間の感情も理解できるように発達してしまうと言う所。ここの部分の発想は興味深かったです。
後は…。
ジェイミー・フォックスが出演していたのが面白かったかな。あの「Ray」のあと何に出演するのか楽しみでしたから。


「セブンソード」
これは公開前の宣伝が少し過剰なのではないでしょうか? 確か「HERO」「LOVERS」を越えたとか言っていましたが、私はそうは思いませんでした。逆に宣伝に出ていた二作品の方がかなり良かったと思いますが…。確かにアクションシーンは素晴らしかったです。swordsと言うくらいですから単なるカンフーアクションやワイヤーアクション、などと違い剣さばきも良かったんですけれどね。何しろストーリーがわかりにくい。余り、ストーリーに関わる理由の説明が映画でされていなかったためにわかりにくくなっているのかもしれません。多分、中国の方は
この伝説の剣の事やそれを持っている人物のことがよくわかっているのだと思いますが、そこの所がわからないとこれは面白味が半減されますね。何しろ私なんかは「王朝」と言う言葉が随所に出ていましたが中国の歴史は「王朝」の嵐ですので一体どの王朝を指すのかがあの特徴的な衣装を見てようやくわかったぐらいです。「禁武令」と言うのがありましたがどこか日本の歴史の刀狩を連想させられました。
ドニー・イェンがせっかく出演していましたがなかなか変わった役どころでした。ハングル語を話さなければならなかったのできつかったのではないかな。
この作品は、香港作品ではないので広東語ではなく標準中国語でした。これからも増えるでしょうね。こういう作品。


「シン・シティ」
全編を通して特別なシーンや何かの象徴を表す以外は全てモノクロ作品でした。おそらく近未来の事なんでしょうけれどとても内容が残酷でしたね。何かある意味、現代社会を象徴しているようで怖かったです。そして、ありえない現象の数々。これも驚きでした。途中、目を覆いたくなる様な所もありました。
作品のストーリー構成がちょっと興味深かったですね。決して殆ど余り、各シーンは関わりが無いのですが、1つの街の事を表しているのは難しかったのではと思いました。しかし、こんな街が実在したら、こわいですね。既にあるのかもしれませんが。
この作品は色々と有名な俳優が沢山出演しています。これも驚嘆する部分なのですが、果たして、もちろんそういう彼らですから演技力は高いのですが、そこまでする作品だったのかなと言うと少し疑問を感じます。元はアメコミか何かかな?
BASIN CITYとSIN CITYを掛けているのが面白い。何しろBASINは盆地ですからそれだけでも隔離されています。隔離された街が罪、犯罪、それも大罪溢れる街と言う事なんでしょうかね。
スペシャルゲストディレクターと言う事でクウェンティン・タランティーノを迎えていますが最近の彼の作品はちょっとホラーでもなく暴力的な作品が多いのですがこれもそうですね。
しかし、豪華メンバー出演の割にはと思いました。


「鳶がクルリと」
楽しい作品でした。 最近は邦画の大作映画といえば東宝映画を想像するのですが東映系のこういう軽い感じの作品も結構気楽に楽しめてよかったです。今週はテーマが重い作品が多かっただけに余計に感じたのかもしれません。鳶職は余り、なじみが無いのですがそこの辺りがコミカルに描かれているのと、観月ありさの出演やその他の笑いの人達の出演がこの作品を寄り面白くさせていると思いましたね。哀川 翔が中々良い味出していました。「ゼブラーマン」以来、彼のイメージというか、出演作品が多く、よく、シネコンに掛かる作品に出演する事が多くなってきましたね。この中で彼は作品がコメデイなんだけれど決してコミカルではなくどちらかと言えばとても深い重厚な役どころ。もしかしたら、観月ありさ演じる主役とのラブもあり?というイメージを残してくれています。
この作品は実は原作には続編があると言う事ですので是非それも映画化して欲しいな。
しかし、観月ありさってあんなに丸顔でぽっちゃりしていたかなあ。


「ふたりの5つの分かれ路」
フランス映画。とても構成が変わっていました。ストーリー的にはある夫婦が出会いから離婚に到る経緯を描いた作品なのだろうけれど、通常であれば、時の流れは時系列的に描くのだと
思いますが、これは反時系列的。つまり、結論から、はじめに向かって描いていると言う事。
しかも、この夫婦の営みには、ターニング・ポイントとなる場面があってそれを描くことによって、なぜ?と言う部分を強調した形になる。そのターニング・ポイントが5回あったわけ。
しかし、それを時の流れを逆に描く事によって強調させるというのはなかなか冒険的な作り方だなと感じました。
観客の中には「何だかよくわからない」などと言っている人も居ましたが。確かにわかりにくかったかもしれません。


「メトロで恋して」
これも、フランス映画。タイトルだけで想像すると何かラブ・ストーリーで最期はハッピーエンドかななどと思いがちですが違いました。中々、複雑。原題の訳は(実は私はフランス語は全く駄目なんですが)「クララと私」と言う風になるのですが、結果的に違ったので、日本語のタイトルは変えたのでしょう。しかし、タイトルも大切ですね。それで観客の印象を変えてしまう力があるのですから大変です。
文字通り、二人の出会いは地下鉄です。愛し、愛された二人ですが、病院での結果が思わぬ方向にと言う感じです。二人の考え方の違い、微妙な心のひだの描き方は、愛に関する映画が十八番のフランス映画ならではと言うところでしょう。ハリウッド作品では難しいと思います。
この映画の一番のポイントは人間の弱さを描いている点でしょう。本当に人間て弱い生き物です。まさにそれを上手く描いていると思いますが…。



明日も忙しいなあ。早く講座の残った課題を片付けたいです。
病院にもいきたいし。


1つ思ったのは、新しく英語以外の言葉がわかるようになりたいです。
以前はフランス語は挫折したのですが今日、フランス2作品見てまた、やりたいと思いました。
posted by diane at 04:22| Comment(1) | TrackBack(32) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

今週もかな…忙しかった。「ルパン」「七人の弔い」「8月のクリスマス」「がんばれベアーズ (吹替え版)

今週はとても忙しかったです。体力的にかなり疲れていたにも関わらず英会話のレッスンや試験が二つ。と、とても神経が参るようなものでした。さらに、英語の講座の課題をやったりしてきつかったです。

おまけに3日間も熱と頭痛と喉の痛みに仕事休んでしまいました。
上司には良い印象はないし、皆にも迷惑だろうな。

だいぶ体調はよくなってきたけれど明日は行けるといいな。


さて、今週は

「ルパン」
アルセーヌ・ルパンにはこんな過去があったんですね。
そして、あのクリスティン・スコット・トーマスは驚きですね。この映画はフランス語の映画
なんですが彼女はフランス語とても上手。聞けば夫はフランス人だとか…。
しかし、ルパン役の人、頑張っているのはわかるのだけれど凄く濃い感じですね。
もっと、爽やかな人を期待していたんだけれどな。まあ、久々のフランスの活劇で面白かったです。

「がんばれベアーズ ニューシーズン」
以前の映画のリメイク版だそうですが、個性派俳優出ていますね。面白かったです。
難を言えば、これが日本語吹替え版だったことです。
最近、やたらと吹替え版多いですね。
私は、映画本来の楽しみを味わいたいので、字幕版を見るのですがこの頃は吹替え版だけの上映が多く残念です。
「バッド・サンタ」に出ているビリー・ボブ・ソーントンはいいですね。相変わらず良い味出しています。そして、マーシャ・ゲイ・ハーデンもいいですね。
ぜひ、生の声聞きたかったな。

「8月のクリスマス」
以前に韓国で製作されたのを日本におきかえて作り変えたとの事。十分、いけます。
設定は変えなければなりませんがそれによる違和感も特に感じませんでした。
山崎まさよしも良かったじゃないですか。日常の何気ない感じって大切ですよね。
こーんな優しい人どこかにいないかな。

「七人の弔い」
はっきり言って怖い映画でしたね。ある意味、隠れた現代の日本社会の親子の関係の希薄さと無責任さ。親としての自覚の無い親。この人達が怖いんです。
大体、何はともあれ、自分の子供でしょう。子供は親を選べないんです。親はこを作った以上責任あります。それが出来ないんなら子供を作るべきでない。それがわかっていない。だから今の世の中変なんです。考えられない犯罪が多いのもこのあたりにあるのでは。
親が子供を自分の快楽の道具にしてはいけないんです。子供に復讐されても当たり前かなと思いました。
もう1つはそこに付け込む業者の介在ですね。信じられないです。


と怒りに満ちていたら気分悪くなってきた。
おやすみなさい。
posted by diane at 00:27| Comment(2) | TrackBack(10) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

今週は映画見まくりました。 「マザー・テレサ」「亀は意外と速く泳ぐ」「頭文字D」 「深紅」「四月の雪」「SHINOBI」「シンデレラマン」「ファンタスティック・フォー」「ヴェラ・ドレイク」

今週は沢山の映画が公開されてとても困りました。何しろ三連休と言えども9本の映画を見て睡眠もしっかり取り、さらにプロ野球の試合を見たりしなければなりませんし、英会話のレッスンもありました。少しでも空いている時間は全て英語の講座の課題ばかりしていましたね。実際、平日には講座があるわけですし。そして、来週は英語のテストが二つ、入っています。それに英会話のレッスンあるしね。その中で思ったことを超簡潔に書きます。

笑えた作品

「亀は意外と速く泳ぐ」
傑作でした。シアター内の到る所で笑い声が起こっていましたね。これは良い事です。

「ファンタスティック・フォー」
設定が面白いと思いました。MARVELのアメコミですが中々なものです。

普遍的に感動できる物


「マザー・テレサ」
オリビア・ハッセー主演。偉大なシスターの伝記映画ですね。時々、人々を救うという教義が
あるのにいざ、本当にしようとすると色々と障害があるんですね。皆さん、自分の都合で考え過ぎです。聖職者も。彼女はノーベル平和賞受賞者です。彼女のしたことはこれから荒廃した土地に住んでいる人達をいかに救うかという事の見本になると思うんですが…。

「シンデレラマン」
アカデミー賞俳優が二人揃って出た作品。ラッセル・クロウもボクシングの練習は大変だったでしょう。また、レネー・ゼルウィガーも金髪の髪を染めて、夫を支え、子供を育てると言う
大変な女性の役でした。最近彼女は離婚しましたね。
何よりも1929年のウォール街の株の暴落は到る所で影響があったんですね。しかし、上手く凌いだ人は破産した人が多い中、相変わらず良い生活をしていると言う貧富の差がはっきりしている作品だったと思います。

「ヴェラ・ドレイク」
舞台はイギリス。戦争の直後と言うのはどこの土地でも混乱が起きる物。政治的、経済的、そして、道徳的。彼女のやった事は、あくまで暗い社会がもたらした負の部分を少しでも和らげようとした善意の好意。友達にピンはねされていても責める事無くそれをやっていた。違法行為かどうか知っていたのかどうかはわからないが。
いつの時代でも犠牲になるのは弱者の女性。しかし、違法。結局彼女に下ったのは実刑でしたが、方法も稚拙、衛生状態も悪い中で行った堕胎行為は違法というよりも母体にたいそう負担が掛かる。善意でやった事柄だが彼女の行為は果たしてよかったのか?


不思議な構成

「頭文字D」
アジアのこれからの若手、そして、名優が出演している作品。舞台は日本なんだけれど出演者の大半は広東語を話す香港系の中国人。したがって映画で話されている言葉は広東語。
日本人で出演していた鈴木杏は広東語の声優に吹替えられていました。なんか、異色でした。

人間関係の深さと性を描いた作品

「SHINOBI」
浜崎あゆみの歌う主題歌がとても有名でした。「HEAVEN」
出演は仲間由紀恵とオダギリ・ジョー。停戦はしていた物の実は長い歴史の中、彼らの所属する部落は敵対関係の中。その中での恋。二人の恋の成就といかにかれらに平和が訪れるのかが課題。


「四月の雪」
大宣伝の中、上映されていた映画。韓国スター、ぺ・ヨンジュンの最新作。前回の映画主演と違ってしっとりとした作品に仕上がった。相手役の女優は「ラブ・ストーリー」の主演女優。
彼女は次回作に「私の頭の中の消しゴム」が決定している。
しかし、観客層の年齢が高い。


余り印象が無いもの

「深紅」
印象が薄いので記憶が曖昧。


と言う感じです。
しかし、旅行記も映画レビューも書けないので困っています。
何かと忙しいです。























posted by diane at 00:00| Comment(0) | TrackBack(16) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月11日

アート・オブ・スターウォーズ展〜エピソード3を中心に

everydayphoto.jpgついに、日本最終公開となりました。ついこの前までは東京の国際フォーラムと目黒区美術館でやっておりましたが、うちのところで最期です。
昨年の末に大阪でやっておりましたが、その時はエピソード3の分が入っていなかったとか…。
今回はそのエピソード3が中心です。
展示会場内は撮影が禁止されていますが、入り口にダースベイダーの等身大人形が飾られていて、ライトセイバーなんかもおいてあって撮影が出来ました。
しかし、私はライトセイバーが欲しかった。
しかし、売っていなかった。残念。
色々と細かい展示もしてあり、特にエピソードW〜Y迄の展示は色々と当時の製作の苦労がわかりました。
そして、時間がたっていますからね。随分痛んでいましたね。
何と言ってもクライマックスは、アナキン・スカイウォーカーがダースベイダーとなるあの手術台ですね。
あれは凄いです。
posted by diane at 22:05| Comment(6) | TrackBack(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週末に見た映画…「モディリアーニ〜真実の愛」「タッチ」 「メゾン・ド・ヒミコ」「チャーリーとチョコレート工場」

映画の公開数としては来週の方が多いとは思いますが今週はこれだけ見ました。

ちょっとある人に言われたのですが…。

ひとつ映画を見る上で疑問が…。

映画を見る上で前もって調べ物をしてから映画館に行って見ないと作品に対して失礼なんでしょうかね。見る前にストーリーとか、製作過程とか、バックグラウンドなどしっかり知っておかないと映画を見る資格無いんでしょうかね。

私はそんなこと無いと思いますね。

要は映画を楽しく見れればいいんじゃないでしょうかね。調べ上げすぎで、内容に偏見持ったり、余りにも知りすぎていざ見るというときに面白さが激減するのであれば意味ないし、逆にその方が作品に対して失礼ではないですかね。

と私は思うのですが…。


大体、映画見る資格って何でしょうかね。
posted by diane at 22:03| Comment(1) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

最近、寝る前にはこればかり見ています。〜「オペラ座の怪人」DVD

IMGP1505test.JPG

ようやく手に入れた「オペラ座の怪人」コレクターズ・エディション。Amazonから買いましたが届くまでに時間がかかりました。
(でも、毎日見ています。)
この映画は、試写会、IMAXシアター、THX-DLPシアターと三回見ました。それにも飽き足らず、サウンドトラックは国内通常盤、二枚組盤、US二枚組盤と買い求め、日経エンターテインメントのパーフェクトガイドはもちろんの事、イギリスからはりっばなガイドブックを買いました。
舞台は以前にロンドンでHer Majesty's Theatreで見ていました。その時、CDでハイライト盤も買いました。今回、せっかくBroad Wayに居たんですから、N.Y.でも見れば良かったかな。
比較のために。まあどちらにしろキャストは違うにしろ、アンドリュー・ロイド=ウェバーさんがやった物ですからたいして変わらないかも知れませんね。

さて、映画ですが公開時、随分、字幕が問題になりました。訳をしたのはこの道の第一人者の戸田奈津子さんですがかなりまずい訳で、ネット上や色々な所で叩かれていました。
おすぎは「たかだか少し英語がわかるからってね、この道でずっとやってきた草分け的な存在の人をけなすのは言語道断!」と言っていましたが…。
でも、確かに誤訳、訳しきれていない部分、は多かったですね。
それだけに非常に注目されたのだと思います。
DVDでは日本語字幕は未だに問題があるもののだいぶ修正されています。
posted by diane at 01:09| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

何か慌しい今日この頃。で、今週は… 「NANA」「サマー・タイム・マシン・ブルース」「BE COOL」「ライフ・イズ・ミラクル」

本日、試験があったにも関わらず何も勉強していませんでした。N.Y.から帰ってきてからと言うもの、何も勉強に手がつかず、体調がイマイチと言う事もあり、ずるずるとダラーっと過ごしておりました。しかし、受験者の年齢層の高い試験でした。まあ、年に一回ですしね。私は今回始めての受験です。
会場で偶然、元英語勉強仲間と出会いました。1日試験ですので、お昼の休憩時に一緒に食べて話をしました。二時間ぐらいかな。懐かしかったです。

体調の方は検査の結果、経過観察が必要です。薬の投与と言う事になりました。

コメントくださった方々、トラバしてくださった方々、ありがとうございます。
レスが出来なくて本当に申し訳ありません。
そして、最近、どうも、悪戯でトラバする人がいて困っています。特にエロ系。頭に着ています。悪戯や興味本位の嫌がらせ的トラバやコメントは止めてください。お願いします。

さて、今週見た映画は…

「NANA」
中島美嘉がかっこよかった。友情や人間の付き合い係わり合いについて書いているいい作品だと私は感じました。中島美嘉は好きなシンガーですし。

「サマー・タイムマシン・ブルース」
夏ですね。何と言うか、ばかばかしいほどばかげていてそこがまた楽しいんです。
先着者プレゼントでVIDAL SASSOONのシャンプーとコンディショナー頂きました。

「BE COOL」
出演者かなり豪華ですね。ジョン・トラボルタを始めとして。何と言うかこれもとても笑えル話ですね。
今週、唯一の英語の映画でした。

「ライフ・イズ・ミラクル」
試験の後、見に行きました。ユーゴスラヴィア内戦と言うか時代背景はボスニア・ヘルツェゴビナの内戦ですね。実話に基づいた話との事で興味深かったんですが昨晩、殆ど寝ていなかったせいか、途中で寝てしまいました。あー、後悔です。

実は「モディリアーニ」も見たい映画なんですがいつ行けるかな。

今日はネイルサロンも行ったしなあ。
posted by diane at 23:38| Comment(13) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月31日

映画「火火」サウンドトラック〜「愛の絆〜アメイジング・グレイス」

実は、これは3週間程度前に見た映画なんですが、ちゃんとしたレビューを書こうと思っていて書けなくて、3作品まとめて簡単な感想メモになったものを書きました。邦画ですがこれはお勧めです。
実は、今日はこの映画「火火」のサウンドトラックをTOWER RECORDで見つけてつい買ってしまいました。それだけこの映画の印象が強かったのと特にこの映画でテーマソングとしている「愛の絆」は「アメイジング・グレイス」をベースにしています。
私にとってこの「アメイジング・グレイス」は特別なんです。
この曲の違うバージョンを見つけては買っています。もちろんヘイリーもあります。一種のコレクションです。
ここでは、メロディを利用して日本語の詞をつけています。これがまた、とても感動的でしたのでご紹介したいと思います。
アレンジもなかなか映画を印象付けるようにとてもよくできていますので
とても素敵です。ハーモニカやギターベースです。アコースティックな感じが
私は好きです。
作詞はなぎら健壱、ヴォーカル演奏はりりィ&洋士。
愛の絆〜アメージング・グレイス
<黄色>からだがいつか風に果てて  人の胸から消えて
空の果てに小さく浮ぶ  雲になれたとしても
心の中に愛があれば   愛する気持ち持てば
君との絆  解けやしない  そういついつまでも
<水色>遠くいつか星になれて 空に弱く光り
見分けることも出来ぬ星に   星になれたとしても

<ピンク>みなも消えて空の果てに  ひとり ひとりぼっちになって
離ればなれになったとしても 愛の絆あれば
心の中に愛があれば 愛する気持ち持てば
君との絆  解けやしない  そういついつまでも
posted by diane at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

香港国際警察

今回、久々にジャッキー・チェンのアクション映画を見た。最近、映画館で公開された彼の映画の内、見に行ったのは「シャンハイ・ナイト」「メダリオン」そしてこの「香港国際警察」であるが、実は、私自身は「ポリス・ストーリー」シリーズも「ラッシュ・アワー」も見ていない。
ただ今回は、今までのジャッキー・チェンのアクション一辺倒と少し趣が異なるなあと感じた。
たとえば「シャンハイ・ヌーン」と「シャンハイ・ナイト」は作品スケールは大きくなったかも知れないが、彼自身のアクションはだいぶ少なくなっているし、今回の「香港国際警察」もカンフーアクションと言う点で見れば大幅に異なると思う。
どちらかと言うとストーリー性を大切にし、彼自身もカンフーだけのアクションに頼らず、幅の広い演技に取り組む様になったのかなと思えた。確かに製作もアクション監督、アクション設計も考え、かつ、以前のカンフーだけで興行成績が上がる様な状況になくなった今では、色々な作品のプロットを考えて、映画に撮り入れなくては行けなくなって来た事を証明している様な感じだ。単なるコメデイでもいけない。
今までの彼の映画はどちらかと言えばコメデイ路線だったが今回の作品はシリアス路線の色が非常に濃い。その為か、確かに彼のカンフーアクションシーンもあるにはあるのだが絶対数が少なくなっていると思った。
ストーリーの最初の酔いどれ駄目警部のジャッキーなんて今まででは殆ど思いつかなかったくらいだ。
製作担当者としてはある程度の興行収入を見込まなければならないので、内容も今まで通りの映画では行かないと言う事はわかっているのだろうし、この所の全アジア的韓流ブームに対抗するにはそれなりのストーリー仕立てとスケール等を考えてやらなければならない。当然、最近は中国・香港映画も活発な動きを見せており、見ごたえのある作品が増えてきた。その中でのハリウッドからの凱旋、第一作目なのである。当然、アクションもカンフーだけでなく、それだけの見ごたえのある良いストーリー、ディテールにまで気を配った作品作りがなされている点が今までのジャッキー・チェンムービーと大きく異なる点だと思う。
ハリウッドでの経験は彼にとって決してマイナス要素ではなかったのだろう。ハリウッドでも製作、特にアクション部門を任されていたのだが、あちらの映画ではそれほど彼の演技力は期待されていない。「シャンハイ」シリーズにしても相手役のオーウェン・ウィルソンがいて彼の演技が生きてきたと思う。それだけに演技の大切さを身にしみて感じたであろう彼は地元の香港で演技力に力を入れたと言って良いと思う。選んだ作品も彼自身が気に入っている「ポリス・ストーリー」物。それだけに熱の入り様も違うと言う物だ。
その上、今回はそのシリアスさに焦点が当たった分、現在の社会が抱える盲点、問題が大きくクローズ・アップされている。今回の彼の相手は、まだ20代になったかならないかの若者。どこの国でもそうだが、最近の彼らは何を次にやらかすのかわからないと言われている。その部分を取り上げたと言う事は今後の我々の社会にも一種の問題提起をしたと言えよう。
正義感よりも物があればの世界。そこに当って行くという正面斬って姿勢が今回の見所と思う。
ストーリーは現在のジャッキー・チェン演じるチャン警部の現状から始まる。彼は一年前のある事件を境に酒びたり。しかも、その事件をきっかけに停職処分まで食らっていた。ますます、酒に溺れ、社会復帰は大丈夫かと危惧される所。そんな彼の元に、唯一の部下が配属された。チャン警部は停職処分が解かれ、自分も配属されたので、世を騒がす銀行強盗たちをやっつけようとゆうもの。
話は一年前に遡る。銀行強盗グループはそのときも荒らしまわっていた。チャン警部自身は判断力、人望、射撃の名手、事件解決では失敗が無いという名声さえあり、正義感溢れる警官として信頼されていた。付き合っているホーイーとも上手く行っていて、結婚を視野に入れているという前途洋々の人物だった。この事件を任され、そして、捜査し、犯人を罠に掛け一網打尽にする計画を持っていた。所が、どうした事が、その一網打尽計画は完璧に相手側に漏れていたとしか思えない。彼は、その計画を実行する為に敵のアジトに向かってさて、これからと言う時、まんまと敵側の罠に逆にはまり、その時率いていた部下全員を敵に殺させてしまった。実は、このアジト捜索の前に彼はテレビでインタビューを受け、3時間で解決すると豪語してしまったのである。その言葉で相手側のリーダーは火が付いた。ただでさえ、警官嫌いの様相を仲間内にも見せていた彼だが血祭りに上げる決意をさせてしまったのである。チャン警部は自分の見ている前で無力にも一人、また一人と敵に殺され、婚約者のホーイーの弟さえ殺されてしまった。当然、警察内部での批判は強く、また、真面目な性格からくるのか部下を殺してしまったという自己批判で彼はお酒どっぷりの酔いどれ。タクシーにも乗車拒否をされてしまう始末だった。
そんな時に現れたなぞの部下「巡査1667」を名乗るシウホンに励まされて出勤するが周りの視線は厳しく耐えがたかった。しかし、コンピューターを得意とするササ婦警も協力しデータを集め
犯人の絞込みに励む。今度は上手く行くのか? チャン警部の立ち直りが今回の見所である。
どちらにしても新たな境地の開拓を目指すジャッキー・チェンのエンターテインメントムービー。何も偏見なしで見る事をお勧めする。



posted by diane at 22:02| Comment(1) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レオポルド・ブルームへの手紙

この映画の原題は「Leo」。だからといって決してあの有名な人気俳優の事ではありません。タイトルの人物名を短縮したもののようです。
最初から最後までこの映画を見た時に映画全体の秘密がわかるのですが、愛情に欠けた人達に勇気を与える人間愛をテーマにした作品と感じました。
実は、この作品は、有名なアイルランドの作家、ジェームズ・ジョイスの長編小説「ユリシーズ」を元に製作されていると聞きましたが、実は私自身は「ユリシーズ」を読んでいません。
以前に読もうとしたのですが、あまりの長さに閉口して読むのをあきらめてしまったというのが実態です。
ジェームズ・ジョイスと言えば英文学の分野で言えば「STREAM OF CONSCIOUSNESS」という考えの流行が20世紀初頭にあり、彼はその先端を行った作家と聞いています。そのためか、映画の作り自身も時系列的というより、時間と時間が交差するどちらかといえば次元的な作品となっています。
あまり、「ユリシーズ」を知らない私が言うのも変ですが、唯一、この作品について触れている部分が映画の中にはありました。それは、少年の母親がなぜその少年に「レオポルド」と言う名前を付けたのかと言う事を言う時にこの作品の名前が出てきます。
どちらにしても数奇な運命に翻弄され続けたレオポルドと彼を精神的に支え続けた囚人のスティーヴンとの繋がりがこの作品の見所と言うのと、作品の最初にエンディングを暗示するような伏線があるのですが、そのエンディングを知った時に初めてこの映画全体の流れが理解できるという壮大な作りになっていて、これがまさしく「ユリシーズ」が書かれた時に流行った「STREAM OF CONSCIOUSNESS」の発想なのかなと思いました。
出演は数年前に「恋に落ちたシェークスピア」で名演したジョゼフ・ファインズ。そして、少年の母親役にかつてアカデミー主演女優賞ノミネートとなったエリザベス・シュー。脇には重鎮のデニス・ホッパーや少年役には11歳とは思えない子役のデイヴィス・スウェット。
そして、時々、折に触れて出で来るとてもミシシッピー美しい景色はストーリーが激しい分、心を和ませてくれます。とにかく実力派ぞろいの名作と言って良いでしょう。この作品が、ミニシアター系公開なのが少々残念です。
ある日、ミシシッピー州の刑務所から15年の服役を終えてある男が出所してきた。まだ、出たばかりなので保護観察の身だが、若いのに15年という長い服役期間であった。彼の名はスティーヴン。本当は別の名前らしかったが、違う自分になりたいらしく、名を変えた。彼は物静かで余りにも無口。その為、周りの人からは口が利けないのではないかと思われたほどだった。
彼は、街のレストラン、ヴィックスで働き出す。彼は保護監察官から来る早々、怪しい事はするなと釘を刺されている。しかし、そんな彼にも仕事仲間ができた。同じくそのレストランで働く仲間たちだ。しかし、彼の心を本当に和ますのはレオポルド・ブルームという少年に手紙を書く事だった。彼は学校の課題で囚人に手紙を書くと言うのがあった。その中で「僕の人生は僕が生まれる前に始まった。僕は母さんの罪の烙印」と書いた。レオポルドはスティーヴンに熱心に手紙を書き続ける。彼は上記で書いた様に母親に愛される事も無く疎まれるだけで育ち、本を読むのが好きな少年だった。そんな彼は囚人のスティーヴンに手紙を書く事が楽しみだった。
なぜ、レオポルドは母親にそれほどまでに疎まれ、愛される事もなかったのか。母親のメアリーは大学教授の夫と娘の三人で幸せな毎日を送っていたが、夫の同僚の妻からの密告をきっかけに
夫を信じられなくなっていった。酒におぼれる毎日。夫の浮気を疑う毎日。そんな生活を送っていた時に、家の改修工事に来ていたペンキ職人と関係を持ってしまう。そうこうしている内に彼女は妊娠するのだった。夫は自分の潔白を晴らし、さらにしばらく出張することを彼女に告げる。彼女は出産の兆しを感じた。買い物を夫に頼み、娘と雨の中車で出かける夫。そこで、夫と娘は事故で死亡。彼女は肺の機能が未発達だが男の子を出産。目が覚めて事実を知った時、彼女は錯乱し、夫と娘が死んだのは自分のせいだと自分を責め立てる。そして、生まれた子供は、関係を持ったペンキ職人との間の子供ではないかと…。
一方、スティーヴンは、毎晩、部屋の電気が付いている事を周りの連中に怪しまれていた。彼は刑務所時代からレオポルドに手紙を書き続けている事、折を見て彼に会いに行く事などを話した。
生まれた子供はレオポルドと名づけられた。それは学生時代彼女がよく読んだ「ユリシーズ」に出てくる人物名だからという事だが…。(何しろ私は読んでいない)母親はレオポルドを愛せないでいた。未だに夫と娘が死んだのは自分のせいだと思い込んでいたからだった。しかもペンキ職人との関係は続いている。酒飲みの上に暴力を振るう。レオポルドは内向的な人間になっていった。友達もなく、本が唯一の友達。しかし、一度だけ、母親の目を盗んで野球を近所の子達とした。それが彼にとっては楽しい出来事だった。その姿を陰ながら見ていたスティーヴン。
ある日、スティーヴンの職場の女性が虐待にあっていた。それを助けたスティーヴン。助けた理由は勇気。助ける勇気を得るのに長い時間がかかった。
ここで、この話の一番のトリックが明かされるのだ。なぜスティーヴンは犯罪者の様には見えないのに15年もの服役しなければならなかったのか。これは映画を実際に見て知ってほしい部分だ。
ある日、相変わらずペンキ職人はレオポルドの母親に暴力を加えていた。大きくなったレオポルドは母親を救うため思わず、フライパンでペンキ職人を殺してしまう。当然第一級殺人罪だ。
しかし、そこに至る経緯があるので情状酌量の余地は十分あった。レオポルドは弁解もしなかった。一方、母親は、レオポルドはペンキ職人の子だと思い込んでいたが実はペンキ職人は無精子症で子供はできないのであった。レオポルドは正真正銘夫婦の子であった。陪臣もそこにいた人々も母親に対して非難の目を向ける。そこでレオポルドが弁解をすれば彼は減刑される。しかし、しないでそのまま罪を受け入れた。別な言い方をすればそれが母親に対する彼の復讐だったのだろう。刑務所に面会に来る母親。謝罪をしてもレオポルドはもう来ないでくれというだけだった。
部屋に閉じ篭り相変わらず手紙を書き続けるスティーヴン。それは本当は一体誰への手紙だったのか?
そんな時に店で事件が起きた。そっと回りも彼に気を使い、店を抜け出し思い切りミシシッピ川へ向かって走るスティーヴン。胸が苦しくなってきた。そこに現れるレオポルド。
その二人の対話は、スティーヴンの心の苦しみを開放するものだった。ようやく彼は見つけたのだ。新しい人生を…。

舞台がかなり入れ替わるのでわかりにくかったりする部分も多少あるがこの映画の最後のシーンは素晴らしかったです。それと最後の最後まで隠していたこの映画のトリック。これがわかる場面も感動的です。是非、美しい景色、本当の人間の心の触れ合いをこの作品を通して知ってもらいたい。そう思わせる作品でした。

posted by diane at 22:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タッチ・オブ・スパイス

家族愛の大切さと政治的な絡みで家族が一緒にいられないという状況、そして、悲しみや別れ、誰にでもあるその様な感情は、ちょっとしたユーモアやセンスで乗り切れる事もある。
この映画はそれらを料理に例えてある意味教えている様な気がした。ギリシアやトルコなどの料理、別にそこだけとは限らないがどんな料理にもスパイスは必要。人生にとってのスパイスはそのユーモアやセンスなんだということ。
一度、覚えた家族の味。これは万国共通で、どこの家庭でも少しずつ違う。それもスパイスのさじ加減。それが人生の厚みと言うか、人間の器というかそれを、表していると私はこの映画から感じ取った。
もう一つ、この映画で忘れてはならないのは戦争によって一番悲しい思いをするのは普通の人々。一般市民である。私はあまりよく知らなかったのだが東地中海において、トルコとギリシアの間にはつい最近まで、色々な確執があったと言うこと。政治に翻弄されて生きていく市民の中には、政治という名目で別れ別れにならなければならない状態になっているということ。
一緒に、隣近所に住んでいたのに、宗教が違う、民族が違う、出自が違う等などの理由で差別されたり追放されたり、果てにはその国一国の主権の取り合いまでに発展し、幼馴染と別れ、育った場所とも離れ、もしかすると、時代における政治状況の違いにより、国籍が違うと言う理由で別れ別れにされてしまう事も大幅にあると言う事。
なぜ人間は争わなければならないのか?ユーモアやセンスや愛情というちょっとしたスパイスでうまくいかないものなのだろうか?
私はこの映画はそんな単純だけれど深みのある内容をユーモアを散りばめて描写していると思う。
この映画のバックグラウンドとして一番大きいのはトルコとギリシアの関係である。隣同士の国でありながら、イスタンブールを挟んでこの二国はちょうどアジアとヨーロッパの境目に位置する。どちらも歴史の古い国である。人々の交流もかなりある。そのため、特に、イスタンブール(映画ではトルコ領に住んでいたギリシア人はこの街をコンスタンチノープルと呼んでいてこの街への郷愁を忘れない)の街ではギリシア系住民の居住もかなりある。そして、歴史のトリックのせいか、そのギリシア系住民の中には過去の諍いの結果、トルコ国籍の取得を義務付けられた人もいたはず。最近では、キプロスにおける紛争もあったはずである。また、トルコは歴史からして、雑多な民族構成になっており一番大きい問題としてはクルド人問題が挙げられるであろう。それらの事実を踏まえて作られたのが本作品である。
映画の舞台は1950年代に遡る。トルコ・ギリシア間の争いが激しかった頃だ。予備知識としてその後の60年代にはアフリカ諸国がイギリス・フランスなどの宗主国からの植民地独立を求める運動が盛んになり、独立を勝ち得た国々も多かった事も事実である。ただ、未だに政治的に不安定な国も多く内戦や、隣国との戦争が絶えないのが現状だ。当時のトルコ・ギリシアも他のヨーロッパ列強の影響が強く、対宗主国、そして、ある意味民族自決権に関わっていると言っても過言ではない。
映画の構成は場面ごとにテーマが付けられまるで料理のコースの様になっている。これもまた面白い興味深いところである。人生は料理のようなものでスパイスいかんで幾らでも変わると言った所か?
オープニングは現代。おじいちゃんがトルコから、ギリシアにやってくる。今や宇宙物理学研究者の間で有名になったファニスは幼い時から料理が得意だったが、おじいちゃんの為にとおじいちゃんに習ったスパイスを効かせた料理を作っていた。そこへおじいちゃんが病気との知らせ。ここで、物語は1950年代に戻る。
トルコのコンスタンチノープル(イスタンブール)のおじいちゃんの屋根裏部屋は様々なスパイスがあり、少年ファニスの遊び場だった。おじいちゃんはトルコに住むギリシア系住民が使うスパイスを売る店を営んでいた。おじいちゃんから習う伝統料理の事、スパイスの知識、それだけではない豊富な知識など皆おじいちゃんから習っていた。時にはそれを家で実験しては問題を起こしたりする事もあった。幼馴染の少女サイメとの淡い初恋。幼いファニスにとっては忘れがたい事だった。また、毎週日曜日には親族が集まり、大宴会となる。それも伝統であった。
そんな時、トルコ−ギリシア間でキプロス問題が起き、トルコ領内に住むギリシア人の強制退去が始まった。おじいちゃんはトルコ国籍、サイメもそうだった。ファニスの一家はギリシアへ戻らなければならない。
トルコからギリシアに移住したファニス一家。所が当のファニスは学校、ギリシアそのものに馴染めず料理にのめりこむ毎日。おじいちゃんとサイメが来ると言う連絡があったが結局は来なくなってしまった。心配した両親はファニスが台所に入るのを禁じる事になった。
しばらくして、サイメが引っ越したと聞いたファニスはサイメに会いたいというので家出を企てる。しかし、失敗。ボーイスカウトに入れられる。そこでも慰問先での売春宿での問題が起き、父親はファニスにギリシアへの愛国心を育てる様にと言われるのだった。学校に行っていた時からそうだが、長い間故国を離れて生活していると様々な面で習慣の違いが出る。また、その為の不幸な結果として差別されたりするのだった。トルコからやってきたギリシア人はトルコ人と呼ばれ、差別されていたのだ。
そんな時、色々と各地を放浪し、色々なことをファニスに教えていた叔父さんが結婚することになった。そのときファニスはホテルの厨房で働いていた。おじいちゃんが来るかもしれないという淡い希望を持ったファニス。所がおじさんの相手は料理の下手なギリシア人女性。ファニスがその紹介の場での料理を任されたのだがわざととんでもない料理を作り、結婚話を壊した。
ファニスの父はそこで怒りをぶちまけた。「おじいちゃんはあの場所が好きなんだ。特別なんだ」と。
そして、また、舞台は現代へ。ファニスは幼い時から一度も来なかったコンスタンチノープルに来た。おじいちゃんは重態。そしてついに…。
そのとき、サイメと再会した。サイメは今別居中。そして、ファニスは自分の人生に大切な物を発見した。そして、この街に職を得る決心をしたが…。
面白いのは、幼い時のサイメとファニスの会話はギリシア語かトルコ語だったのに、現代の時代になってからの二人の会話は、英語で進んでいく。英語で話すというのがまるで二人の別離を暗示していて幼い時代は終わった事を告げているようだった。
参考までにこの作品は本年度第77回アカデミー賞外国語映画賞、ギリシア代表作品である。ちなみに日本代表は「誰も知らない」である。


posted by diane at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シャーク・テイル

この作品は本年度第77回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされていましたが、結果的には「Mr.インクレディブル」に持っていかれました。
意見はそれぞれあるかも知れませんが、私はこれは仕方ないかなと思いました。というのも決してこの作品が極端に面白くないわけではないのですが、子供向きか大人向きかどちらかと言われれば私はこれは大人向きだと思っています。
確かに子供も楽しめるのですが…。これから春休みを控えて、子供向きの作品の公開が増えていく中で、他の作品と比べればわかるのですがちょっと子供には理解が難しいかなと思われる部分があったと思います。その点では「Mr.インクレディブル」に軍配かな。
もう一つはストーリーのプロットの部分です。これを考えるとこの作品は少し複雑な側面があります。
また、海に関しての映画ですと昨年の「ファインディング・ニモ」の圧倒的な出来のすばらしさ、海がどんなに大切かという単なる娯楽の域を超えて、観客に訴える部分がとても大きかったと思います。それらの要素を考えるとやはり、「Mr.インクレディブル」のできばえは素晴らしかったといえるでしょう。あのわくわくとして見れるという所等はいうまでもありません。

この作品は決して駄作と言うわけでは無いと思いますがやはり、見劣りするかな。
良い面を敢えてあげれば声優陣の豪華メンバーと言ったところでしょうか。
これだけのスターを集めてこの内容では少し、私としては満足が足りないかな。
夜の部に行ったのですが、公開初日の他の時間帯の座席の空席状況などを見ても「Mr.インクレディブル」から見ると少し観客動員数が少ないかも知れません。何しろ、私が見たときはこのスクリーンはいつもなら夜、遅くなってもかなりの人が見に来るのですが270名以上のキャパシティがありながら30人いるかいないかの観客の入りではちょっとこれからの上映スケジュールに影響あるかも知れません。

ストーリーの内容から言えば主人公オスカーのキャラはあまり、子供に見せたくない所です。また、アンジェリーナ・ジョリーの演じたセクシーな小魚も、子供には少し不向きでは?と決して面白くない訳ではないのですが疑問の沢山残る作品でした。

しかし、映像技術や音響などはそれなりに良くできていて良かったかな。

結論的には何をするにもちょっとした勇気、それが大切とうたっていた映画だと思いました。これは人間にも言えることですね。その点では全体的に良かったと言えるでしょう。
この作品は本年度第77回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされていましたが、結果的には「Mr.インクレディブル」に持っていかれました。
意見はそれぞれあるかも知れませんが、私はこれは仕方ないかなと思いました。というのも決してこの作品が極端に面白くないわけではないのですが、子供向きか大人向きかどちらかと言われれば私はこれは大人向きだと思っています。
確かに子供も楽しめるのですが…。これから春休みを控えて、子供向きの作品の公開が増えていく中で、他の作品と比べればわかるのですがちょっと子供には理解が難しいかなと思われる部分があったと思います。その点では「Mr.インクレディブル」に軍配かな。
もう一つはストーリーのプロットの部分です。これを考えるとこの作品は少し複雑な側面があります。
また、海に関しての映画ですと昨年の「ファインディング・ニモ」の圧倒的な出来のすばらしさ、海がどんなに大切かという単なる娯楽の域を超えて、観客に訴える部分がとても大きかったと思います。それらの要素を考えるとやはり、「Mr.インクレディブル」のできばえは素晴らしかったといえるでしょう。あのわくわくとして見れるという所等はいうまでもありません。

この作品は決して駄作と言うわけでは無いと思いますがやはり、見劣りするかな。
良い面を敢えてあげれば声優陣の豪華メンバーと言ったところでしょうか。
これだけのスターを集めてこの内容では少し、私としては満足が足りないかな。
夜の部に行ったのですが、公開初日の他の時間帯の座席の空席状況などを見ても「Mr.インクレディブル」から見ると少し観客動員数が少ないかも知れません。何しろ、私が見たときはこのスクリーンはいつもなら夜、遅くなってもかなりの人が見に来るのですが270名以上のキャパシティがありながら30人いるかいないかの観客の入りではちょっとこれからの上映スケジュールに影響あるかも知れません。

ストーリーの内容から言えば主人公オスカーのキャラはあまり、子供に見せたくない所です。また、アンジェリーナ・ジョリーの演じたセクシーな小魚も、子供には少し不向きでは?と決して面白くない訳ではないのですが疑問の沢山残る作品でした。

しかし、映像技術や音響などはそれなりに良くできていて良かったかな。

結論的には何をするにもちょっとした勇気、それが大切とうたっていた映画だと思いました。これは人間にも言えることですね。その点では全体的に良かったと言えるでしょう。
posted by diane at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブリティ・プリンセス 2 〜 ロイヤル・ウェディング

この作品の前作は実は見ていません。
そう思うと、前作を見ておくべきだったなと感じました。
でも、そんな事関係無しに楽しめました。割と気楽に何も考えないで見れる映画だなと思います。プロットもそんなに難しいわけでもなく、ストーリー自身はスイスイと進んでいきます。その点では楽しめるかも知れません。
ジュリー・アンドリュース。幾つになっても綺麗ですね。本当に美しいです。
プリンセスの方のラブストーリーかと思ったら、結果的にクイーンのラブ・ストーリーになってしまいました。
ジュリー・アンドリュースの若い頃の映画の作品ははミュージカルですよね。
彼女の出演ととなると歌のシーンがあるのではと期待するのですが、一回だけでしたが、少し、ありました。とっても上手です。
全編ミュージカル映画の出演と言うのは難しいかも知れませんが、彼女の歌声聞けただけでもこの映画の価値は高いと思います。
後はお決まりのストーリーですね。アン・ハサウェイも頑張っていたし。
私はそれなりに気楽に楽しみました。


posted by diane at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セルラー

この作品は以前に実は見ています。国際線の飛行機の中のエンターテインメントとして見たのですが、途中から見たので、最初の経緯を知らなかったので
改めて見直しました。久々のキム・ペイジンガーの作品で、中盤から後半にかけて多少の盛り上がりはあるものの個人的な意見としては、作品全体はいまひとつかな。というか、なぜ、そんな上手い具合に電話が繋がれるのかと言うのと、余りにも短絡的に携帯に繋がった青年が応答してその通りにしてやっている(青年が軽い人だから余計に簡単に乗ってしまっているのだと思うがそれにしても…)のと、前半から中盤までの電話のやり取りでの緊迫感は多少はあるが、他の方法もあったんじゃないのかと感じたのとうーん。
飛行機で見た時は後半部分で映画全体に動きが現れていた時だったから良かったんだけどなあ。全体的に見るとだれている映画だなと感じました




posted by diane at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビヨンド the シー  〜夢見るように歌えば〜

今週はこれが一番見たかったです。ケヴィン・スペイシーの吹き替え無しの歌、エンターテイナーぶり。とても良かったです。これは本当に上手いと思いました。最近はこういったミュージカル物が多いですね。でも、どうなんでしょう。俳優さんの本当の実力?なのか、多様な能力ぶりを要求されているのでしょうか。彼自身はトニー賞も受賞経験し、アカデミー賞も二度取っています。演技力は凄いし、徹底しているなあと感じました。自分で監督したんですね。そのせいもあってか、フィルムから彼のこの作品に対する入れ込みをとても良く感じました。
ミニシアター系の作品ですが、全国公開されていますので機会がある方は是非。
私自身は、ボブ・ダーリンと言う人物は初めて知りました。勉強不足でした。
でも、それを十分に補えるだけのケヴィン・スペイシーの演技でした。


posted by diane at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

故郷の香り

初恋って忘れられないんですね。この2人は徹底的に別れてしまっていてもお互いの事が深く刻まれている。それが、故郷という場所に行く事によって自分の思い出がクローズ・アップ。そして、また、会う事によってその時の自分達を思い出すのと同時に自分達の心の清算を図る。なかなか、難しい事だと思います。中国映画ですが、日本の香川照之も出ています。聾唖者の役なのでセリフは1つもありませんが、その代わり表情等で出す、彼の演技力は素晴らしい。ここ数年、彼は色々な日本映画に出ていて、アジアの映画にも出演し始めたとは聞いていたけれど、良い味出していますね。


posted by diane at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「MAKOTO」「赤いアモーレ」「火火」

   「MAKOTO」を見た。最近、多いんだよね。何かこうサイコ・スリラーって言うんですか? この手の映画。霊が見えるとか、予知能力があるとか、超能力とかっての。それに冬なのになんでこんなに、ホラーとかスリラー物が多いのかな。
    「赤いアモーレ」を見た。最近まで六本木ヒルズでやっていた。非常に情熱的。主役のペネロペ・クルスに興味があるので、最近、彼女が出た映画で何を見たか考えて見ると「ゴシカ」「花咲ける騎士道」と本作品。
残念ながら彼女はスペイン人なんですが、スペインでの作品を見た事がありません。残念ながら…。しかし、色々な国の映画界にも進出大人気ですね。
スペイン語、英語、フランス語、イタリア語凄い! 会員割引の日でしたので行きました。

    「火火」を見ました。凄いですね。陶芸にかける女性の生き様。そして、自分の子供が実際に白血病になり、骨髄移植の運動をして、骨髄バンクのできるきっかけになった女性。田中裕子、迫真の演技。
そして、「アメイジング・グレイス」のアレンジされた曲が最初と最後に。
これ、映画も良いけれど曲も良いです。サントラ買おうかな。映画館で涙する人も沢山居ました。シネスイッチ銀座。 
こんな事なら先日の神山清子講演会と先行上映に行きたかったです。

本当はそれぞれちゃんとしたレビューを書きたかったんですが、最近時間が無いのと、書く意欲が失われていてこんな感じになってしまいました。
そのうち、ちゃんと書きたいとは思っているのですが…。


posted by diane at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペルヴィル・ランデヴー

この作品は昨年のアカデミーにノミネートされていました。
で、最近、日本で公開されたんですね。

全体的にこの映画は私個人の感想ですが、とても、ヨーロピアンな雰囲気を持った映画だと思います。絶対にこれはハリウッドではこんな感じには作らないでしょう。とてもウィットに富んでいてセンスあるフレンチアニメーションだと思いました。

でも、映画の原題をそのまま訳すと「ペルヴィルの三つ子たち」なんですね。
で、邦題もせっかく付けてそのフランス語も付けているのだから「ランデブー」の「ブー」の部分は「ヴゥー」とかにして欲しかったなあ。できればですが…。

まず、映像はとてもexaggerateがあるにも関わらず、何ともいえずnostalgy
を感じさせる雰囲気ですね。
何と言っても特徴が殆どセリフなしで映像でストーリーを引っ張っていますから誰にでもわかる位の誇張表現は必然的な物だったかも…。
また、どこと無く映画に実写の部分をまぜそれがとても自然に溶け込んでいた事等も興味あります。

また、この中の登場人物の「おばあちゃん」が愛犬のブルーノをつれてペルヴィルの街を訪れるのですが、この街が何と言ってもアメリカのニューヨークを
もじっているのかなと思わせる様な物でした。
そして、ここで起きる出来事、何となく舞台はきっと1920〜1930年代なんでしょうけれど、マフィアのはびこる禁酒法時代を想像させ、フランス人のアメリカ人像というのが、窺い知れる所が非常に面白かったです。

音楽も非常に軽妙。いかにもフランスらしいという感じでした。

この映画の一番の特徴は上記にも述べていますが、セリフがなく、殆ど映像の動きでストーリーを引っ張っている事です。これは、少しびっくりしました。

それに、この作品は様々な映画祭に出品され、色々と賞を受賞し、時には、「ファインディング・ニモ」をも抑えたときもあるとの事。

実は、映画館でこの映画に登場する犬のぬいぐるみが販売されていたのですが
欲しかったです。(涙)

この映画はフランスとカナダとベルギーの合作映画。フランス語圏の国々が協力して作った傑作だと思いました。
posted by diane at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Uボート 最期の決断

潜水艦ものの映画と言うのは思ったより沢山ある様な気がする。でも、自分としてはそんなに見ていないと思う。映画館でも、DVDでの観賞をも含めて
自分自身は今までに「U・ボート」「レッド・オクトーバーを追え!」「K−19」ぐらいでしょうか?
こういう感じの映画はきっと余り女性向けではないんですね。きっと。というのか、昨日、この映画を見に行った時、私以外の観客が全て男性でした。
まあ、深夜12時過ぎの上映でしたから…。私の場合はこの時間帯だと安いので行ったんですよね。
この映画の全編を通して言える事はリーダーの決断の重要性、的確な判断とそのタイミング。だったと思います。随所にリーダーに対して決断を迫るシーンがありました。
やはり、タイミングを逃すと失敗し、また、信頼をいかに得るかで以って部下が上手く働き、尽くす事ができると言うのが描かれていたと思います。
特に命と名誉の掛かった戦時下と言う特殊な条件。瞬時に判断できる事が彼らには要求される事なんです。力量、信頼感、部下の気持ちを推し量れる事、リーダーに要求される事は
沢山あるんですね。特に信頼感は大きいでしょう。この部分に関しては、うちの上司に見せてやりたい!!
俳優さん、割と最近良く見かける方が出ていました。ウィリアム・H・メイシー。彼は本当によくメジャー映画に何気に出ています。この頃、見た中では、「シービスケット」、これから公開されますが
私は運良く、お先に国際便の飛行機の中で「セルラー」を見た時に出ていました。
もう一人、私が注目した俳優さんはトーマス・クレッチマンです。彼は、あの名作「戦場のピアニスト」に出ていました。他に私が見たのでは「ゴッド・ディーバ」「バイオハザード U アポカリプス」ですね。
軍隊の事は良くわかりませんが、地位の中でCHEIF OF BOATと言っていた物です。字幕でもチーフとして訳していましたが、実際はどういう地位でどこまでの権限を持ち仕事をしていたのか。もう少しわかりやすい訳はなかったのか
ということですね。
さて、ストーリーは大体の潜水艦映画が描いているのと同じ様に名誉にかけて死を選ぶか、生き延びていくかなんですが、この映画の特徴は決断と上司に対する部下の信頼です。信頼できる上司には部下は
無言で従います。その信頼をどこまで保てるか。それがリーダーたるものの器量。
第二次大戦下、ナチス・ドイツは大西洋の制海権と地中海を自由に秘密裏に作戦行動が出来るようにUボートを建造します。呼び名でこれらのUボート軍団はウルフパックと呼ばれ、恐れられていましたがUボートに勝たないと
連合国側に勝ち目はありません。そこで、米英の両首脳はUボート壊滅作戦を立て協力して行う事になりました。アメリカの潜水艦U.S.S. SWORDFISHも例外ではなく主人公のネイトを他乗組員を乗せ出発します。
しかし、艦長は実戦の経験が浅く、言わば親の七光りでなったようなもの。副長も似たり寄ったりで結局、チーフ(本当にこんな地位があったのか?)のネイトが頼り。ところが、毎日とは言わないまでもわずかの期間の間に艦長の指示で
27回もの訓練(DRILL)に部下達はあきれ果て文句が出てくる。潜水艦ですから密室だし閉鎖された空間だし、戦時下だし、疲労、不満、頻繁な訓練に艦長からの明快な回答が無いままに日々過ぎ去っていた。
ある日、副長が病気で倒れる。具合が悪かったのに軍医にも見せずただ、耐えていたのが限界に達したようだ。副長を診察した軍医は直ちに伝染性のかなり強い髄膜炎と判断。隔離を申し出る。特に発疹がその印で二人目が現れた時には
この病気の進行を止める保障は無いと言った。それを聞いたチーフのネイトは艦長にその事を伝えたが(正確に言うと聞く耳持たないから、伝染性の病気とはっきりは伝えれなかった)艦長は意に介さなかった。「生きている限りその任務に
付け」と言う事だった。
そうこうしている内に敵船に遭遇。問題は敵の魚雷(torpido)である。こちらの攻撃が功を奏したのかと思うのもつかの間、逆に反撃に会い、かなりの損失。damage reportを求めても正確な答えは無い。浸水し、船としての命は時間の問題だった。
総員退避命令が出た。皆を避難させている時に艦長の存在がない。ネイトが見に行った時、艦長は怪我が激しく、しかも髄膜炎が伝染していた。
所が敵艦のUボートが彼らを助ける。つまり、捕虜である。ここで敵艦内に亀裂が走る。敵艦の中で、このことを良く思わず艦長を信頼していない者が現れた。
助かった捕虜の中で米軍の艦長はこの事実を味方に知らせたり、色々と指示をしたりするが、こちらの中にも艦長を信頼しない者が出てきた。
髄膜炎の病気はドイツ兵にも伝染して行った。どちらの艦の艦長も部下の信頼を得られなかった。雰囲気はどんどん悪化。そんな中、アメリカの駆逐艦を発見した。捕虜達はドイツ兵の攻撃を妨害。
ところが、妨害したが、発射準備に入った魚雷は艦内に留めて置く事は出来ない。仕方なく発射された魚雷によって、このUボートはアメリカ側に発見されて今度は標的になってしまう。このUボートも駆逐艦によってかなりのダメージを受けていた。もう、長時間航行は不能。
Uボートの艦長は全員の命を救う為にどうしたらいいか考えた。ここはカリブの海域。アメリカの掌に入ったも同然。ならば協力してこのUボートを上手く航行させアメリカ側の助けを得ようというものだった。これはつまり、Uボートの降伏を意味する。
チーフのネイトは今や上司の艦長も亡くなったとなれば今度は自分が事実上のアメリカ側の艦長。部下達への説得が大変だった。それはドイツ側も同じ。「敵と手を組むとは」「憎めと教えられた相手と組めるか」と色々と
反論はあったが結局、両者、協力していく事になった。しかし、ドイツ兵の中には反乱分子がいた。彼らはアメリカ兵を殺そうとしていた。しかし、いざそれを行おうとした時、自分達の艦長を殺した。今度は副長が艦長だ。そのドサクサに紛れて反乱分子がドイツ側に打電した。
今度は、また新しいUボートが来た。そして、その一方でアメリカの駆逐艦もいる。三つ巴の中でどうなるかが面白かった。
信頼って大切ですね。
posted by diane at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恋に落ちる確率

2003年デンマーク作品。
ほんの一瞬で、人間はいとも簡単に恋に陥り、全てを捨てて、その人の元に行けるのだろうか?
その為に自分の周囲の物事が全て変わっているとしたら…。そんな風になっても自分がその時、直感的に運命を感じた相手に全てを託してもいいのだろうか。
これは冒険である。運命の恋を取るか、今までの自分の生活を守るか。未来はどちらにしても無限。
新人監督の手になる恋愛映画。デンマークではトリアー監督に次ぐ存在と注目されている。数々の映画祭にこの映画は出品され色々な賞を受賞している特にカメラワークの良さを認められて2003年のカンヌ国際映画祭では
カメラドール賞を受賞している。
また、撮影も全編に渡って全てロケーションによる物だと言う事も特筆できる内容であろう。
この作品を見てとても印象的だったのが、作品の始めの所と最後のエンドロールが「五線譜のラブレター」で再び再燃されている人気音楽家のコール・ポーターの「NIGHT AND DAY」が使用されていて中々微妙な雰囲気を醸し出している。
また、もう1つ面白い点は、この映画の中で、主人公の男性の運命の女性の役をしている人物と、日常生活による彼のガールフレンドの役者が同じ。すなわち、一人二役であると言うことも特筆すべき事柄かと思われる。つまり、彼女の存在は映画全体のキーポイントなだけに
同一人物を配し、それで究極の選択を主人公に迫らせ、また、メイクの変化でそれを観客に余り気づかせない? 逆に言うと気づいて欲しいのかも知れないという状態にしている。
なかなか洒落た演出だ。どちらにしても同じ女性と言う事になるのかな?
アレックスはガールフレンドのシモーネとほぼ半同棲生活。ある日彼は彼女と父親と共にレストランで食事をしていたが彼は父親が超苦手。なんとか言い訳をしてその場を去り、後で、シモーネと会う約束をした。
一方、運命の女性なのか? アイメは夫と共にコペンハーゲンに来ている。この夫は映画の中でも述べているが愛情表現が非常に下手なのである。そして、愛していながら、アイメに寂しい思いをさせてしまっていたのだ。実はこの日も夫は出かけてしまって、アイメは一人きり。
一人で、コペンハーゲンの街をうろついていた。
地下鉄駅のホームでシモーネを待っていたアレックスは彼女を見かけてたちまち一目ぼれになってしまう。そして、シモーネとの約束も忘れ、アイメの後を追いかけ、バーで話を始める。あっという間に親しくなる2人。2人ともここであっという間に
恋に落ちて、アイメのホテルで一夜を過ごす。
翌日、アレックスは目を覚まし、出かける準備をして、何気に見ていたパンフレットにメモ書きをする。「ここで13時に会おう」と書いて。彼はアイメを寝かせたままホテルを出た。その時、夫がホテルに戻ってきて、途中で彼らは顔を合わせるが当然ここでは他人なのでぶつかった事の謝罪程度にしかしない。
夫は部屋に密かに戻り、昨夜、誰かがアイメと一緒にここに泊まった事に気づき、さらにアレックスの残したメモまで見つけてしまい、落ち込むがまたこっそりと部屋を出て行くのであった。
一方、アレックスはアパートに戻るが不可解な事ばかりがこの時から頻発。自分にはさっぱりわからないのである。例えば、アレックスの部屋はなくなり、他の住人達も彼を知らないと言い、彼の友人達、そして、ガールフレンドのシモーヌでさえ彼の事は知らないという始末。
アレックスは自分の周りに何が起きたのかわからない。まるで魔法の世界にいるようだ。しかし、彼はアイメを選ぶという事はこういうことなのかと言う事を心の底で疑いつつあり、こうなってしまった以上彼の選択はアイメを選ぶしか無い様に思えた。
何が何だかわからないうちに彼は約束の時間にアイメに会いにレストランに行く。2人はデートをし、一緒にいようと誓い20時にもう一度会ってここを離れようとしていた。
ホテルを出ようとするアイメ。出発の準備をしている時に夫が帰ってくる。アイメは夫に別れを告げて去ろうとする。夫はなんとか引きとめようと必死に説明し自分はとてもアイメを愛しているのだが不器用な為に上手く表現できないでいる事を告げる。しかし、アイメは夫の元を去る。
一方、アレックスも、魔法の世界にいる様な感覚でいるのだがやはりアイメと共に行く事を決めて、どんなにアレックスの事を知らないと言ってもガールフレンドのシモーヌの元に行き、別れを告げようとした。所が、なんとシモーヌから離れられない自分。約束の時間はもうすぐ。
アレックスは果たしてどちらの選択をするのか?   アイメと行けば魔法の世界、シモーヌを選べば現実の世界。アレックスには苛酷な瞬間だ。
人間にここまで究極の選択をさせるのは本当に辛い話だ。
作品全編に渡ってこういうトリック的な要素をずっと散らばせる手法は中々興味深かった。
また、映画の中で使われた音楽も中々タイミングよく使われていて印象深いものであった。
一体、人間が運命の恋と信じれる、決意できる瞬間ていつ、どんなシチュエーションなんだろうか?
考えさせる作品である。
posted by diane at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。